結崎ひよのセリフ集 - コミックス第7巻
◆第三十二話『クッキーの崩れる音』
「…大丈夫ですか?」
「ですかね――
私には鳴海さんの方がつらそうに見えるんですけど?」
「は?」
「……さて なぜでしょう」
「…誰かに月臣学園に入るよう言われたんですか?」
「なら かんぺき偶然じゃないですか」
◆第三十三話『ガラス箱のアリ』
「(ぶす〜〜〜)
昨日のことが心配で鳴海さんのお家に行ったら留守だし 病院では理緒さんが退院してるし
あやしんでここに来たら案の定です!
私を放ってなんですか! 仲良くごはんですか! 手料理でいちゃいちゃですか!?」
「ふんっ 今度私をのけものにしたらひどいですからね!」
「(お……)
(お嫁さんにほしい……)
(は。)」
「…にしても
なぜ月臣学園は25人ものブレード・チルドレンを集めてるんですか?」
「「ウォッチャー」…
けど その「ウォッチャー」の人達 よく子ども達を集められましたね
集めるのも大変ですけどね 全国一の競争率を誇る超難関校ですよ?
下手な生徒を入学させたら不審がられそうなものですけど?」
「う――ん
…何か……変ですよ?
学園はブレード・チルドレンを監視するために集めたんですよね
なのに何があっても全然干渉してこないじゃないですか
ブレード・チルドレンに関わる事件はかなり起こってるのに
防ぐでもなく 子ども達を保護するでもなく―― 罪を暴くでもなく野放し状態――…
これじゃただ集めただけです!
それどころかブレード・チルドレン皆殺しを計画するカノンさんをあっさり入学させちゃってます
せっかく集めたのに全滅させられたら台無しじゃないですか!
「ウォッチャー」はカノンさんの目的に気づいてないんですか?」
「ええ? あの… ど どういうことです?」
「? ?」
◆第三十四話『天のさだめを誰が知る』
「いい加減にしてください!!」
「神聖な私の新聞部で テロリストみたいな相談とはどういうことですか!
だいたいどうして当たり前の顔して3人ともいるんですか!!」
「だましてません!」
「脅しただけです」
「うう〜 私の部屋を悪党のひみつ基地にするなんてひどいじゃないですか〜〜」
「(キッ)」
「鳴海さんまでなんですか!
そんな危ないもの持つなんてママ許しません!!」
「(むう・・) そりゃ そうですけど…
何か違う気がしますっ! 鳴海さんには似合わないんです!!」
「もうっ こんなので大丈夫ですか!?
20人以上のブレード・チルドレンが個々にいつ狙われるかわからないんです
みなさんだけでそれを守るのは難しすぎますよ」
「でも…… 学園内だけの警戒でいいんですか?
外でやられたら対応が遅れますよ」
「…なら
他のブレード・チルドレンの人達に注意を呼びかけたり協力を求めたりしないんですか?
安全面や戦力を考えると―――」
「………」
「―――…」
「え…」
「なる…」
「………… (はあ)」
「もう すっかりシリアスさんです
困ったものですよ……」
「(ぼそ…)…それは本当に成長ですかねー」
「勝手にたまり場にしといてなんて言いぐさですか!」
「二度と来ないでください!!」
「はあ
まいりましたね…」
「どうやら私も… じっとしてるわけにはいかないようですね」
「こんにちは です♡」
「まわりの人にあやしまれます 自然にしてください」
「はい 弾は8発残ってます
このまま全部撃ち込んだら痛いどころじゃないですね」
「…ただのお話で終わりそうにないから脅してるんですよ?」
「あとひと月くらいおとなしくしててもらえません?
どうもみなさん物騒でいけません 少し頭を冷やす時間が必要です
特に鳴海さんがいつも以上にいじけちゃって大変なんです 自分はお兄さんの操り人形だ――って」
「笑いごとじゃありませんよ
あなたも清隆お兄さんの操り人形ですから」
「そーですねー
あなたのプロフィールくらいなら知ってますよ
カノン・ヒルベルト 17歳 血液型A型 誕生日は9月25日の天秤座
好きな食べ物バナナぜんざい 好きな動物ネコ 特にヒマラヤンがお気に入り
銃器のエキスパートで かつてハンターから「翼ある銃」と呼ばれ恐れられたほど
しかし今はその「ハンター」としてブレード・チルドレン抹殺を計画中――
母親の名前 エヴァンジェリン・ヒルベルト
父親の名前―― ヤ……」
「残り6発になっちゃいましたね」
「月臣学園新聞部部長 結崎ひよの
恋に夢見る美少女ですよ」
「!!」
◆第三十五話『ラ・カンパネラ』
「…なんですか? その…
「おみくじモンブラン」っていうのは…」
「鳴海さんて占い信じるんですか?」
「…それより
ラザフォードさんが復活されましたけど―― カノンさんに変化はありませんよ
さっきちょっと情報集めたんですけど いつもどおり授業受けて 女の子達と和気あいあいって感じです」
「まあ…… そう言われればそうですね…」
「………… 暴力なんて野蛮です!
鳴海さんにそんなものいりません! 戦う技はちゃんとあります!」
「論理です」
「鳴海さんの頭から生まれる推理とロジックは 千軍に値します」
「恥ずかしくありません!
だいたい何ぶつけたんですかっ!」
「…えーと
新しい恋の予感―― 身近なあの子にドッキドキ? ラッキーカラー 赤」
「いっ いきなりなんてことするんですか!!
なる…」
「………!」
「…こんなとこで本物を出すなんて とうとう狂っちゃいましたか?」
◆第三十六話『闇よ落ちるなかれ』
セリフなし
◆コミックス第7巻カバー下
登場なし
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