結崎ひよのセリフ集 - コミックス第11巻
◆第五十一話『明日にとどく』
「うわ 鳴海さん!!」
「昨日運び込まれて即入院になったのに… 何 出歩いてるんですか!!」
「そんなの傷縫って輸血したらもうカンペキですよ
昨日のうちに帰っちゃえましたから ハイ♪」
「…えーと
ラザフォードさんは病院に運び込まれてからまた意識を失って寝込んだままです
理緒さん亮子さん浅月さんは意識はあるものの全員十か所以上の骨折で絶対安静…
カノンさんは警察の方に回されたんでそっちの情報はまだつかめてません」
「鳴海さん達の入院手配をはじめ… 深刻な顔で電話かけまくったり動き回ってました どこか苛立ってる風でしたね
それと昨日の事件はマスコミで小さく取り上げられたぐらいで世間は静かなものです
学校はしばらく休校になってましたけど」
「…できるなら何もかも投げだしたいですか?」
「はは――… それはまた迷惑な娘さんがいたものですね」
「おねーさんニブすぎです。」
「ほんとそうです
私がいなかったら間違いなく死んでますね(うんうん)」
「むっ」
「……はい がんばってください」
◆第五十二話『造物主の選択』
「…どうか希望を
たとえ弱々しくても 今の鳴海さんにはそれで十分ですから…」
◆第五十三話『ブラッド・ミュージック』
登場なし
◆第五十四話『人間の手がまだ触れない』
登場なし
◆第五十五話『盤面の敵』
「―――さて 行きますか
お祈りの時間は終わりです」
◆第五十六話『されど信じぬ者として』
「(すよ〜〜〜〜・・)」
「ひぎゃ
うう〜 もうちょっと優しく起こせないんですか 鳴海さん?」
「ラザフォードさん達とのお話 終わったんですよね」
「――いえいえ
どうせ私は無関係の人間ですから 知りたいなんてとてもとても
あ… でも
これからも私の力が必要なら話してください
何も知らずに力にはなれませんからね?」
「あら そうですか?」
「はい?」
「じゃあ鳴海さんはその火澄って人を殺す「神様」なんですか!?」
「…じゃあ お兄さんの計画は失敗したんですね?」
「…………」
「あの… 清隆お兄さんに火澄って人は倒せないんですか?
兄であるヤイバを倒せたんですから その弟も倒せておかしくないですよね?
だったら鳴海さんは自由になれるわけで…」
「…ミズシロ火澄… また大変な人ですね
七転八倒してやっとどうにかいっちょ前の感じになった情けない鳴海さんとはえらい違いです」
「それはまた…」
「…それで…どうするんです?
いえ この運命をどうにかできるんですか?」
「みてい?」
「……じゃあ 絶望的でもその可能性に挑戦するんですね?
自分の力を信じて」
「…またそういうことを…」
「…それは そうですけど…」
「…少し安心しました」
「いえね ここにいたってもまだ鳴海さんが鳴海さんらしいものですから」
「でも 鳴海さんらしくて逆に頼もしいです」
「本当ですよ?」
◆コミックス第11巻カバー下
登場なし
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